Audio

オーディオ道楽に関してはまあ凡そ40年間にもなりますか、高校の頃からのつきあいになります。

元々が機会好きですからその当時はなんといっても真空管でしたので、当然自分でパーツを買ってきては自作していました。
そのパーツを一つ換えると音に変化が出るのが不思議で、ズブズブと泥沼に入っていきました。

まあこの年になってしまいますと音楽の本質との関わりではどの位のことかと疑問に思うこともあります。
ただ、自分なりの音を求めるというか目標が出来てしまうとそれに向かって想い通りの音を毎日聞けるように努力してしまうものです。

たいそうに言うとそのときの曲想などを思い浮かべるということでしょうか。
それより自分の気持ちが心地よくなるような音を探してしまうのかもしれません。

若い頃はこれ以外は認められないとか言ってそれこそ気持ちの余裕など全くなく、
よくオーディオ仲間とも議論したものですが最近はようやく考えにゆとりも出来て、

いろいろな音を認められるようになりました。
クラシックが大半ですが、その中であまり聴かなかったオペラもこの頃は面白く聴いています。